マラニャン州の人気観光スポット情報まとめ
白砂の大砂丘と青く輝く湖が織りなす絶景、歴史情緒あふれる街並み、素朴なローカル文化。自然と伝統が息づくマラニャン州は、他では出会えない景色と体験が待つブラジル北東部屈指のネイチャー&カルチャー旅先です。本記事ではマラニャン州の人気観光スポット・見どころ・アクセス情報などを旅行者向けに解説します。
マラニャン州の人気観光スポット
・レンソイス・マラニャンセス国立公園(Parque Nacional dos Lençóis Maranhenses)
・サンルイス歴史地区(Centro Histórico de São Luís)
・チャパーダ・ダス・メザス(Chapada das Mesas)
マップ
レンソイス・マラニャンセス国立公園(Parque Nacional dos Lençóis Maranhenses)

ポルトガル語で「マラニャンのシーツ」を意味するこの場所は、真っ白な砂丘がどこまでも続く広大な国立公園です。最大の特徴は、砂漠のように見えながら雨季にだけ無数のエメラルドグリーンの湖が現れるという不思議な現象。降り注いだ雨が砂丘の谷間に溜まり、この世のものとは思えないコントラストを描き出します。ブラジルの中でも屈指の人気観光スポットです。
楽しみ方
・砂丘を裸足で歩く:砂質が非常に細かく、熱を吸収しにくいのが特徴。病みつきになりそうなシルクのような滑らかな感触を味わえる
・砂丘の天然プールで泳ぐ:雨水なのでベタつかず、驚くほどクリア。雨季にだけ現れる小さな魚たちと一緒に泳げる可能性も
・夕日を見る:白い砂が段々とオレンジ、ピンク、そして紫へと変わっていく姿はまさに絶景。また、砂丘の風紋も美しく浮き上がる
ツアー情報
レンソイスは広大な環境保護区であるため、個人でふらっと散策することは難しく、基本的には拠点となる街からツアーに参加するのが鉄則です。事前にネットで予約するか、現地に到着してから予約してください。
アクセス
州都サン・ルイスから拠点となる街バヘリーニャス(Barreirinhas)までバスや集合バンで約4〜5時間。そこから専用の4WDトラックで砂丘まで約40分〜1時間
ベストシーズン
6月〜8月。天気が安定し、砂丘の湖が満水で最も美しく、水温も適度に温かく、透明度も非常に高い
サンルイス歴史地区(Centro Histórico de São Luís)
州都サンルイスに広がる、植民地時代の面影を今に伝える歴史地区。石畳の坂道や広場を囲むように、色鮮やかなアズレージョ(タイルの壁面)で覆われたコロニアル建築が並び、ノスタルジックな景観が広がります。16〜19世紀の街並みが良好な状態で保存され、文化的価値の高さからユネスコ世界遺産にも登録。散策しながら教会や博物館、カフェを巡ったり、レゲエや伝統音楽が響く夜の街を楽しんだりと、歴史とローカル文化の両方を体感できる州屈指の観光スポットです。
見どころ
・アズレージョの街並み:アズレージョと呼ばれるポルトガル製の美しくカラフルなタイルで覆い尽くされた建物が多く残っている
・サンルイス大聖堂(Catedral Metropolitana de Nossa Senhora da Vitória):17世紀にイエズス会によって建てられた、街で最も重要な教会。豪華な金の祭壇が有名
・ライオン宮殿(Palácio dos Leões):現在は州知事公舎として使われている歴史的宮殿。豪華なフランス家具や絵画が展示されている
・マラニャン歴史・芸術博物館(Museu Histórico e Artístico do Maranhão):19世紀の貴族の館を利用した博物館
・カザ・ダス・トゥーリャス(Casa das Tulhas):19世紀の古い倉庫を改造した屋内市場
アクセス
サン・ルイス国際空港(SLZ)からタクシー/Uberなどで約30〜40分
アドバイス
石畳の坂道が多いため歩きやすい靴がおすすめです!
チャパーダ・ダス・メザス(Chapada das Mesas)
州の内陸に位置する神秘的な国立公園。切り立った台地や奇岩、滝、清流が点在する景勝地。赤土の大地と豊かな緑が織りなすダイナミックな景観は、州北部の砂丘地帯とは対照的な魅力を持ちます。園内には透明度の高い滝壺や天然プールが多く、トレッキング、滝遊び、4WDツアー、絶景展望などアクティビティも豊富。手つかずの自然を満喫できることから、エコツーリズムやアウトドア派に人気のスポットです。
見どころ
・ポソ・アズール(Poço Azul):水底まで透き通るクリスタルブルーの水。木々に囲まれた自然のプール
・Encanto Azul(エンカント・アズール):もう一つの有名な湧き水スポット
・サンチュアリオ(Cachoeira do Santuário):切り立った岩の隙間に隠れるように流れる滝
・サン・ロメウとペドラ・カイドゥ: 圧倒的な水量を誇る大きな滝
・テーブルマウンテンの絶景:岩の割れ目があり、そこから美しい夕日を眺めるのが定番
アクセス
サン・ルイスから飛行機でインペラトリス(Imperatriz)まで約1時間10分。そこから、バスや車でカロリーナ(Carolina)まで約3時間。そこから宿で手配してもらった4WD車で公園まで。
ベストシーズン
5月〜9月(乾季)。水が最も澄んでいて、滝遊びにも最適です。アドバイス
アドバイス
各スポットへの移動が大変で、入場料などもバラバラでかなり面倒なので、カロリーナ(Carolina)の良い宿を予約して、そのフロントに『ガイド付きツアー』を組んでもらうのが一番楽なのでおすすめです。
アルカンタラ(Alcântara)
サンルイスの対岸に位置する、静かな歴史の町。18〜19世紀に綿花貿易で繁栄した貴族の街として発展し、現在も石畳の通りや教会跡、コロニアル建築の邸宅跡などが残り、往時の面影を色濃く伝えています。未完成の教会や廃墟のような建物が点在する独特の景観が特徴で、ノスタルジックで素朴な雰囲気が魅力。観光地化されすぎていないため、ゆったりと街歩きを楽しみながら、歴史とローカル文化に触れられます。州都から船でアクセスできる日帰り観光地として人気があり、マラニャン州の歴史を感じたい人におすすめのスポットです。
見どころ
・マトリス広場とマトリス教会の廃墟(Praça da Matriz):アルカンタラの象徴的な場所。かつての大聖堂が屋根を失い、石造りの外壁と柱だけが残っている
・貴族たちの邸宅跡:壁一面を覆うアズレージョが一部崩れかけていて、それがかえって哀愁を感じさせる
・歴史博物館:当時の豪華な生活や、奴隷貿易の歴史を展示している邸宅もあり、歴史を知ることができる
・アルカンタラ発射センター (CLA):歴史地区のすぐ近くのロケット発射基地。展示館で模型や技術解説を見ることができる
アクセス
州都サン・ルイスのカイ・ダ・プライア(Cais da Praia)という港から、定期船(毎日出ている)で約1時間〜1時間15分。※船の出発時間は潮の満ち引きで変わるので、出発時間はチケット売り場などで確認してください。
アドバイス
この街に来たらぜひ、伝統の菓子「ドーセ・デ・エスペシエ(Doce de Espécie)」を食べてください!ココナッツをたっぷり使った生姜の香りが効いた美味しいお菓子です。
アチンス(Atins)

レンソイス・マラニャンセス国立公園の玄関口に位置する小さな漁村。川と海、そして広大な砂丘に囲まれたロケーションが特徴で、素朴でのんびりとした空気が流れる隠れ家的ビーチタウンです。手つかずの自然が残り、カイトサーフィンやビーチ散策、ラグーン巡り、サンセット鑑賞などアウトドア体験が充実。静かに自然を満喫したい旅行者に人気があります。素朴な民宿やローカルレストランが点在し、ゆったり滞在型の旅に最適のスポットです。
アクセス
バヘリーニャス(Barreirinhas)からボートで約1時間。または、4WDトラックで約1時間半〜2時間
アドバイス
Restaurante da Luzia(レストラン)の焼きエビ(Camarão da Luzia)が美味しいと有名なのでぜひ行ってみてください!